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■ショパン三世の音楽歴

ピアノは最初、カシオの光るキーボードで覚えました。ツェルニーもハノンもやってません。 これといった音楽歴もとくに無いです。 バンドもやってませんでしたし、ピアノも一度も習ってないしコンクールも出てませんし、なーんも無いです(;´д`)ノ 完全な独学でピアノをマスターしたので今も昔も“師”はいません。ショパン三世は生涯独学を貫きます。 純粋なピアノオタク。完全なるアマチュア。熱烈なラ・カンパネリアン。


西暦ピアノ歴できごと
0年目歌うの大好きカラオケ人間。ギターもちょろちょろ。
19991年目光るキーボード購入。ハモれるようになる。弾き語り得意。
20013年目「ラ・カンパネラ」と出会う。クラシックに目覚める。ショパン三世誕生。
20024年目「ラ・カンパネラ」暗譜終了。「幻想即興曲」、「月光第3楽章」習得。
20035年目大学にピアノ練習室発見。一日8時間弾くようになる。ピアノオタク化。
20046年目「ラ・カンパネラ」完成。「ピアノキチガイ」へと覚醒。
20057年目指が超絶技巧化し、「初見」が可能となる。
20068年目もうひとつの「ラ・カンパネラ」習得


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幼少の頃より、歌うことが好きだったのは、まず間違いなく祖父の血のせいだろう。
高校生になりカラオケを知ると、塾をさぼって悪友とよく行っていた。
大学のときはほぼ毎日カラオケ。歌いたくなると、お金が無かろうがいく。
やがてコードを押さえる程度のものだが、アコースティックギターで弾き語りもするようになる。

ピアノを始めたのもちょうどその頃。
大学2年の時で、暇つぶしに買った「光る電子キーボード」がきっかけ。
たしか誕生日1月14日のあたりに購入したと思うので、
ショパン三世のピアノ歴はその頃から計算している。
楽譜は一切使わず、鍵盤の光る順番を右手と左手を別々に覚えた後、
合わせて弾くというのが基本スタイルだった。

初めて両手で弾けるようになったのはビートルズの「Let it be」。
楽譜を読めるようになってからは伴奏や弾き語りを中心にピアノを弾いた。
もともと暗記が得意なせいもあってか、当然、暗譜の能力にも恵まれていた。
サービス精神旺盛だったため、友人達を喜ばせたり驚かせたりするのが好きだった。
ピアノはまさに、その欲求を充分に満たしてくれる最高の道具でもあった。
今も昔も「久石譲のジブリ音楽」と「鬼束ちひろ」なら、ほとんど楽譜なしで弾ける。
ピアノを弾くようになるといつの間にか、カラオケでハモれるようになっていた自分に驚く。

クラシックに目覚めるのはそれから3年後のこと。
フランツ・リストの「ラ・カンパネラ」を聴いたためである。
それは「ショパン三世」誕生の瞬間。
1年後、なんとか暗譜は終了したものの、
「ゆっくりの速度」でポロポロと弾けるようになったのはそれからまた一年かかっている。
完成はさらに1年後のことで、大学にピアノ練習室の存在を知ってから。

ピアノへの執着は強まるばかりで、「ピアノオタク」と化したのである。
大学の授業をさぼり、他学科のピアノ練習室に忍び込んでは、
一日8時間を練習に費やすピアノライフが始まった。
誰に強制されたわけでもない、自分の意志で弾いているため、
もはやその指は、止まることを知らない。
「ラ・カンパネラ」を「完全なる独学」のまま、モノに出来たのはその結果だ。
「ラ・カンパネラ」習得後、ピアノは「趣味」の領域を超え、「生きる目的」となっていた。

「ピアノキチガイ」への覚醒である。

部屋中、楽譜だらけとなり、壁は「ピアニストの写真」、本棚は「音楽の本」で埋め尽くされ、
棚の上は「ピアノに関するもの」で溢れかえり、コップ、筆箱、消しゴム、バッグ、時計など、
周りにあるもののほとんどに「♪」が付いている。

そしてほどなくしてもうひとつのラ・カンパネラの存在を知る。
「パガニーニによる超絶技巧練習曲集第3番変イ短調ラカンパネラ」である。
通常のラ・カンパネラが優しく編曲されたものだなんて知らなかった。
この頃からショパン三世はあのフランツ・リストがそうであったように、
「超絶技巧の世界」にずんずんのめりこんでいくこととなる。
楽譜をスラスラ読めるようになり、初見が可能となったのはピアノ歴7年目のできごと。

そして、ピアノ歴8年目を迎えた西暦2006年3月20日、
ついに超絶版ラ・カンパネラを自分のレパートリーに加える。



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♪ラ・カンパネラへの想い♪


もしこの曲に出逢っていなければ私は一生
クラシックの魅力に目覚めはしなかったろう…

この“鐘の音”は初めて聴いた数年前から
ずっと私の中で鳴り響いて止むことは一秒もなかった…

他学科であるにもかかわらず
大学のピアノ練習室にひきこもり授業をサボっては
一日8時間は当然にして毎日狂ったように
夜10時までピアノを弾いていた…

それはまるでピアノに目覚めるのが遅すぎた時間を
やっきになって取り戻そうとでもするかのようだった…

私はまだ演奏中にピアノの弦を切ったことはないけれど
初めてその弦が切れる日はこのラ・カンパネラを弾いている時で
おそらく後半の小節に存在する“激しくオクターブ”の瞬間だろう
【嬰ニ】の2本が“逝く”と思われる…

そして現在…なおもわたくしはこの曲に執着している
4年の月日を経てやっとカタチになってきた“我がラ・カンパネラ”には
いつか誰かの心に響いてくれる日は来るのだろうか…

願わくば… どうかわたしの鳴らすこの“鐘”が
これから夢に挑もうとするアマチュア達の大きな力となりますように



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