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≪音楽系トリビア全集≫



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No.071 シャンソン歌手にシャルル・アズナブールがいる!

「シャア」と言えば日本では知らない人はいない、有名な“アノ人”のことだが、
その名前は生みの親である富野由悠季が、このシャンソン歌手のファンだったことが関係している。

シャルル・アズナブール(Charles Aznavour 1924年5月22日〜)は、フランス・パリ出身の歌手・俳優。
本名シャアヌール・ヴァリナグ・アズナブーリアン(Chahnour Varinag Aznavourian)だ。

もちろん“通常の3倍の速さ”で歌ったり、演技をするわけではない(笑

彼は世界で最も有名なフランス・シャンソン歌手の一人である。
“彼”のシャンソンはいつも愛をテーマにして歌っており、ときには5つの言語で歌う。
代表曲をいくつかあげると「イザベル」「ラ・ボエーム」などである。
↓シャルル・アズナブール↓

さらに彼は俳優としても有名で、60本もの映画に出演している。
ちなみに、“赤い服”をいつも身にまとったり仮面をつけたりするわけでもない(笑


い機体を専用機とし、い彗星という異名で呼ばれているという設定は、 第一次世界大戦で活躍したエース・パイロット、「マンフレート・フォン・リヒトホーフェン」が元ネタである。 彼は自らの機体をく塗装し、「レッドバロン/訳:い男爵」の異名で呼ばれた。 現在でもエース・パイロットといえば彼の異名が真っ先にあげられるほど有名な人物である。 (※Wikipediaより抜粋)

※さらに余談だが、プロ野球の盗塁王である「赤星憲広」の異名のひとつに「い彗星」がある。




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No.072 CDに関するトリビア

ソニー社とフィリップス社が共同開発した音楽を記録するレコードの進化版。
CDの正式名称はコンパクトディスク (Compact Disc)。 MDはミニディスク(Mini Disc)。
現在はCD-RやCD-RWなど音楽以外のデジタル情報も扱うことができ、
フロッピーディスクしか使えないパソコンなど、もはや笑っちゃうぐらい昔の話。

そして…
音楽データにおける最大収録時間が74分とされたのには理由があります。

最初、フィリップス社は60分を主張しました。ところが
当時のソニー副社長・大賀典雄がこれに異を唱えました。
「オペラ一幕分、またはベートーヴェンの第九が収まる収録時間がいい!!」と。
調査した結果、74分にした場合

世の中に存在するクラシック音楽の約95%が1枚に収められること

が明らかになり、これに決まったというのです。
さて、

最近よく耳にするCCCD(コピーコントロールCD)は
コピーガート付きのCDですが実はコレ、厳密には

CDではありません(;´д`)ノ"

そのため、パッケージにはCD(コンパクトディスク)のロゴが入っておりません。
ですから一般のCD再生機器での再生は保証されていないそうです。
"CDとは似て非なるもの"の意味を込めて「銀色円盤」と言われています。

“コピー不能”を名目にしてはいますが今ではパソコンの進化が上をゆき、
コピー防止効果はゼロに等しく、さらに困ったことに古いCDプレーヤーでこれを再生すると、
プレーヤー本体が壊れてしまう危険性もあります。
データの中にわざと“エラー信号(ノイズ?)”を入れるため、なんと音の質も落ちます。

そのためCCCDは現在、ユーザーからもミュージシャンからも非難轟々浴びまくり、
完全に無駄そして余計な機能として有名です。

コレ開発した人って、あまりにも“あふぉ”だよね(´∀` )



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No.073 “飛び跳ねるノミ”がウクレレの語源。

ウクレレ(ukulele)はハワイアン音楽で使用される4弦からなる小さなギターです。
高木ブーがよく弾いているアレです(笑

ukulele(ウクレレ)というのはハワイ語で“飛び跳ねるノミ”を意味します。
プレイヤーの指が速く動くことからこの名が付きました。




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No.074 トイレの水が流れる音はE♭

…だ、そうです。E♭はミ♭(=レ♯)のことです。
世の中に存在しているほとんどの便器は水が流れるときその音を発します。
それはまさに便器たちが奏でるウォーター・ミュージック。

ラを知りたければ117へ電話をし、ミ♭を知りたくなったらトイレにいきましょう(;´д`)ノ"




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No.075 音楽の神様を集めてみました(´∀` )

真女神転生をやったことのある人なら、神話系の知識もあるはずです。
詳しく調査したら、いっぱいいました…、、、
※「ムーサ」はギリシア神話で文芸(ムジカ)をつかさどる女神のことであり、複数形を「ムサイ」という(ぴくっ)  彼女達はみな、ゼウスとムネモシュネの間に生まれた娘であり、全部で9人(9柱)いる。日本でよく言う「ミューズ」とは実は英語読みの複数形。

※ムサイにちなんでルネサンス期以降、Gradus ad Parnassum(グラドゥス・アド・パルナッスム)という名の詩学・音楽教本が多く書かれた。 のだめカンタービレにも出てくる(笑)ドビュッシーの《子どもの領分》の第一曲『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』は、これをもじったタイトル。

※モシェレスのピアノ曲「12の性格的練習曲 op.95」の第10番は「テレプシコラ」 という名前。





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No.076 世界最大の「ラインダンス」の記録は6275人。

場所はオーストラリア、ニューサウスウェールズ州タムワース。時は2000年1月29日。
6275人もの参加者がカントリーミュージックに合わせて一斉に踊りだした“それ”は6分28秒間続いた。
曲目はブルックス&ダンの『ブーツスクーティング・ブギ(Bootscooting Boogie)』。

「ラインダンス」は、みんなで同じ振付の踊りを同じ方向を向いて踊るダンスです。
北野タケシの邦画『座頭市』のフィーナーレ参照ということで(;´д`)ノ"

ちなみに「フレンチカンカン」の様に一列になって女性ダンサーが足を高く上げるのを期待してはいけません。
それはここでいうところの「ラインダンス」とは全然違うものです。




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No.077 ビートルズに関するトリビア

ビートルズ(The Beatles)は、世界一有名なイギリスのロックバンド。 彼らのコンサートはいつも熱狂的なファン達のすさまじい大歓声に包まれるため、 演奏者(ビートルズね)は音がまったくとれず、観客たちさえ演奏がよく聴こえなかったという。 そのため、彼らは“勘”で演奏をしている部分もあったらしい…ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル…すげぇコンサートだ…。

名前楽器血液型
John Winston Ono Lennon
ジョン・レノン
リズムギター、ハーモニカ1940年10月09日1980年12月08日O
Sir James Paul McCartney
ポール・マッカートニー
ベース、ピアノ、アコギ、ドラム1942年06月18日B
George Harrison
ジョージ・ハリスン
リードギター、シンセサイザー1943年02月24日2001年11月29日
Ringo Starr
リンゴ・スター
パーカッション、ドラム1940年07月07日
私が持っている唯一のビートルズのCDは、LET IT BE(レット・イット・ビー)です。
中学校3年生ぐらいのときにこの曲にハマリ、シングルCDを買って家で歌っていました。歌詞の要訳としては、
♪〜ある日、落ち込んでたら突然目の前にマリアさまが現れて「なすがままに生きなさい」とおっしゃいました〜♪
って感じですかね(笑) そして私がピアノで初めて弾いたのもこの曲でした( ̄▽ ̄)ゞ





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No.078 世界一高額の楽譜は4億5千万いぇん。

1987年、ジェイムズ・カークマンという大富豪が、モーツァルトの自筆による交響曲の楽譜一冊に$4100000(=¥450000000)払いました。




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No.079 ショパンのピアノ協奏曲(全2曲)の作られた順番は実は、第2番へ短調の方が先。

ショパンはピアノ協奏曲は2曲しか書いていない。

彼もまたわたくしショパン三世と同じように、
“ピアノの音”にこだわった人間(=極めし者)の一人だからである。

どちらのピアノ協奏曲も1830年に完成したが、
現在第2番とされているへ短調は実は最初に作られた曲であり、
本来であれば、【へ短調op.21】が第1番で、【ホ短調op.11】が第2番という話。

ショパン本人の話によれば、
最初に書いたヘ短調協奏曲の楽譜が一時、
行方不明になったことから、やむを得ずこの曲を「第1番」として出版した

というのである (ノ∀ ̄;)あっちゃ〜

第2番へ短調に比べ、先に作られたと思われていた第1番ホ短調の方が、
ピアノ協奏曲としての完成度が高いというのも、まったくうなずける話。

一般的に第1番のホ短調の方が人気があるのは誰もが認める事実であるが、
一方の第2番へ短調はいくつかのエピソードを持っている。

例えば、

…など、である。






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No.080 ジョン・ケージはキノコずき。

ツキノヤカタの常連さんはすでにご存知だと想うが…

ジョン・ケージという人は、誰も思いつかないような奇抜な発想をする人間。
…っていうか人間じゃなくて天才。この音楽家を芸術家で例えるならばピカソだろう。
彼の作品、“楽器を演奏しない休符だらけの曲”である『4分33秒』は超・有名。
本名、ジョン・ミルトン・ケージ(John Milton Cage、1912年9月5日 - 1992年8月12日)はアメリカ合衆国の作曲家。
実は彼、ジョン・ケージはキノコ研究家としても有名。
クイズのテレビ番組でなんとグランプリをとり、周りを唖然とさせたこともあるほどのマニアっぷり!

“キノコ研究家”の肩書きはダテじゃない!!

ちなみに、嘘かほんとかは謎だが彼曰く、彼がキノコを好きな理由の一つに
「辞書でmusicの一つ前がmushroomだったから」というものがある(笑

キノコとは1933年、20歳か21歳の頃に初めて出合ったという。
お金が無かったので、ヒッチハイクで旅をしていたらやがてカーメルンという町にたどり着いた。
そこにはたくさんのキノコがあちこちに生えていた。

お腹が空いていた彼は近くにあった図書館で食べれるキノコを調べ、 カーメルンのキノコを片っ端から食べまくった。一週間後…

幸いそれらは毒キノコではなかったものの、
ジョンはみごとな栄養失調になってしまったという(笑

さて、それから20数年が経って…

彼は有名になった。すると彼のために家を建ててくれることになり、
完成するまで農家の家にホームステイすることになった。

いつの世も、天才というのは孤独を好む傾向にあるが、
かのグレン・グールドと同じく、やはりジョン・ケージも“ソレ”であった。

人と近く触れ合うことに慣れていない彼はやがて、
孤独が恋しくなって森に散歩に出かけたのである。

木の実を求めて歩を進めたのだが、8月では早すぎた。
だが、そこにはたくさんの鮮やかなキノコたちが彼を待っていた。
このことがきっかけとなって、彼の、無類のキノコ好きが発動したのである。
まもなくして彼は、真剣にキノコの勉強を始めたという。

キノコについての本やパンフレットを見つけると、すぐに購入。ちょうどそれは、
“ピアノ”という言葉を見つけると何の迷いも無く購入するショパン三世のようだ(笑

ジョンの集めた『キノコ・コレクション』は全部で三百点以上を超えたが、
彼はそれらのすべてを、カリフォルニア大学のサンタクルーズ校に寄付した。









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