>>
HOME
>>
音楽室TOP
>>
戻る
≪基礎技巧練習曲≫
BACK
<<<
INDEX
>>>
NEXT
■ショパン三世による基礎技巧練習曲 第8番 『さすらうもの』
└→
ショパン三世による録音 『さすらうもの』 (43KB/19秒)
パガ超ラ・カンパネラの練習中にふと閃いたらしく、これも無意識に自分の手が勝手に弾いてたエチュード(っていうかただの指慣らし)のひとつです。
簡単そうに聴こえて、けっこう効果ありです。上昇アルペジオに強くなるついでに、88個もある鍵盤上の、"次の音の場所を瞬時に判断する能力"もつきます
右手しか使ってませんが、左手も同時にやってもよいです。
◆練習目的
◆楽譜解説
C♯m(ド♯ ミ ソ♯ ド♯)×4で上昇
↓
G♯m(シ レ♯ ソ♯ シ)×4で上昇
↓
A(ラ ド♯ ミ ラ)×4で上昇
↓
G♯m or G(ソ♯ シ(ド) レ♯ ソ♯)×4で上昇
↓
繰り返し
決して和音で弾かないでください。
あくまで手首の回転を鍛える練習曲なので、アルペジオじゃないと意味がありません。
あえて和音にせず、アルペジオにすることで、手首の回転を必ず必要とするように出来てます。
小指をぶつける感じで強めに弾くと、さらに、自然に手首が回転してくれます。
ロマン派の音楽はこれが苦手とする人は弾けません。
ツェルニーやベートーヴェンやバッハが得意なのに、ショパンが難しく感じる人はここに原因があります。
手首の回転ではなく、ほとんど指だけで弾くからです。
ちなみに、私は逆にショパンは簡単ですが、バッハやモーツァルトが超・苦手です。