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≪ Maniac MIDI ≫

解説

■シャルル=ルイ・アノン(1819-1900 Charles-Louis Hanon

日本ではハノンと呼ばれているが“Knife”と書いて「ナイフ」と読むのと同様、“H”は発音しない。 つまり実際は“Hanon”と書いて「アノン」と読む。ちなみに中島美佳はナカマミカと読む。 ピアノ教師でありオルガニストでもあった彼の作品「60の練習曲」は、ピアノを習う日本人の誰もが、ツェルニーとともに無理やりやらされているらしい。 しかしこれはショパンやリストなどの旋律をともなった美しいエチュードとは違い、純粋に指のトレーニングを目的とした単純なものである。 「こんなものmidiにしてどーすんだ!」と言う人もいるかもしれないが、意外と役に立つと思う。 聴くだけじゃなく、midiを再生しながら実際にピアノを弾いて腕比べをする…とか。 ♪=60と♪=108の2つのバージョンを用意したので、初めてハノンを聴く人やこれからハノンを始める人はぜひ参考にして欲しい。

第60番 ♪=48 (5分7秒) ♪=72 (3分24秒) ♪=200 (1分14秒)―おまけ

※ハノンの第60番は、演奏の速度によっては超絶技巧曲に聴こえる。
シュタイベルトというピアニストは、このトレモロだけで聴衆を身震いさせた。
とはいってもこのトレモロを、人間が♪=200の演奏をするのは無理。




ハノン全曲MIDI








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