『猫踏んじゃった』は、国によって曲名が違います。
ちなみに日本では最初、この曲は『猫死んじゃった』という名前でした。
歌詞も“猫死んじゃった”ていう内容で、終戦直後、子供達が歌っていたのを、
レコード化の時、そのままの歌詞では“残酷で暗すぎる!”ということで
『猫踏んじゃった』になったわけです。
♯が6つもある嬰へ長調でしかも黒鍵を5つ全部使い、素人が譜読みをするとすれば、
まずきっとてこずるであろうはずのこの旋律ですが、
なぜかピアノをやっていない誰もが弾ける曲であり、
世界中で弾かれている曲であり、子供から大人まで男も女も関係なく、
いろんな人がだいたい弾けるというなんとも不思議な曲です。
ちなみにこれは、楽譜を見て覚えるのではなく鍵盤上での動き自体を
視覚的に記憶して覚えるから弾けるようになるのだと推測します。
アメリカ⇒「チョップスティック」(※箸のこと
イギリス⇒「チョップスティック」
スペイン⇒「ショコラーテ」(※チョコレートのこと
メキシコ⇒「お猿さん」
キューバ⇒「三羽のアヒル(あひるの子達)」
デンマーク⇒「王女の足」or「公爵夫人」
ユーゴスラビア⇒「黒のメロディ」
ルーマニア⇒「黒猫のダンス」
韓国⇒「猫の踊り」
台湾⇒「子猫の舞」
フランス⇒「コトレッツ」(※カツレツのこと
スイス⇒「カツレツワルツ」
ロシア⇒「犬のワルツ」
スウェーデン⇒「豚のワルツ」
ドイツ⇒「蚤(ノミ)のワルツ」
ルクセンブルク⇒「蚤(ノミ)のマーチ」
ハンガリー⇒「ロバのマーチ」
アルゼンチン⇒「道化師ポルカ」
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…ん?
なぜワルツ(⇒3拍子)なのだろう…???
この曲はたしか4拍子のはずなのに…???
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