>> HOME >> 図書室TOP >> 戻る
■ヴァイオリンの鬼神 《 パガニーニ 》

画

Niccolo Paganini
(1782−1840)

正式名称ニコロ・パガニーニ
生死1782年10月27日生〜1840年5月27日没
故郷イタリアのジェノヴァ
性格守銭奴、慈善家、女たらし、子煩悩
身長調査中
体重調査中
血液型調査中
持病マルファン症候群、梅毒、虫歯、咽喉ガン
趣味ギター、マンドリン、ヴァイオリン、楽器収集
演奏スタイル独創的、豪快、魅了、超絶、優雅
家族父:アントニオ、母:テレーザ・ボッチアルディ、他に2人の妹と2人の弟
女性関係アンジェリナ・カヴァンナ、アントニア・ビアンキ、その他大勢
名言「パガニーニは、二度弾かないのです」

現在 過去 未来において、彼を超えるヴァイオリニストは存在しない。

彼は、ヴァイオリンがあまりにもすごかったのと、その容貌から、
「悪魔に魂を売った男」などと噂され、人々に恐れられたという。

実際に、その演奏を聴いた者はチャーム(魅了)の魔法をかけられたかのように、
彼の妙技に惹かれてしまい、中にはやはり失神してしまう女性もいたほどである。
当然、セレブな女性たちにもモテたので、ジゴロのような生活を送っていたという。
ピアノ界で言うなれば、まさに彼こそは「元祖"フランツ・リスト"」だろう。

そしてもちろん忘れてもらっちゃ困るのが
彼なしにラ・カンパネラは語れない!
ということ(;´д`)ノ"

とにかく彼は、たくさんの伝説を残したヴァイオリンの神なのである。

彼の弾くヴァイオリンはさまざまな音楽家達に影響を与えたが、
彼は「演奏家」というよりも、どちらかというと「大道芸人」であったという。

常人には到底マネできない、
あたかも「中国雑技団」を思わせる超絶技巧な旋律を演奏をしたかと思うと、
得意の「ポルタメント奏法」でニワトリの鳴き声などを模倣したりして、観客を笑わせたからだ。

――こんな伝説がある――
あまりの豪快な彼の演奏に、ヴァイオリンの弦は次々と切れていった。
だが彼の演奏は決して止まらず、それを見てハラハラしている大勢の観客を前にして、
ついには残りの一本の弦だけで、最後まで弾いてしまったという。
そう…彼の持つ超絶技巧の前では、ヴァイオリンを弾くのに、
もはや弦は4本もいらないのだ。

ちなみに、「ピチカート奏法」や「フラジオレット奏法」など、
現代のヴァイオリン奏法のほとんどは、彼・パガニーニの編み出したものである。
他に彼はマンドリンやギターの演奏も超絶技巧だった…
すなわちヴァイオリンの世界において、真にニコロ・パガニーニを目指す者は、
ギター系の楽器も極めねばならない。


■■■パガニーニ関連Webサイト■■■
日本には、パガニーニに関するサイトが少すぎる! 【パガニーニによる超絶技巧の世界】は、これに我慢できずに私が自ら作ったサイトです。出来たてホヤホヤなのでよろしく★

パガニーニによる超絶技巧の世界
ニコロ・パガニーニ―Wikipedia
Niccolo Paganini海外サイト
Paganini海外サイト
Nuova pagina海外サイト
Paganinicollective海外サイト


>> HOME >> 図書室TOP >> 戻る