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■ 弦楽器の《カンパネラ奏法》


弦楽器の奏法とはいえ、おもにギターのためのものです。



それは、“高いポジションの音”と“開放弦の音”を細かく織り交ぜることにより、
開放弦の残響音(共鳴音)を、高音部で奏でるラインに重ねて音を響かせるというもの。

このポリフォニックな奏法を行うと、音が次々と重なってきらびやかに華麗に響き、
まるで鐘の音色のように聴こえるので、カンパネラ奏法という名前がついています。


なお、
「開放弦」というのはその名の通り、弦を開放している状態を指します。
弦を押さえずに音を出すことで、弦本来の音をそのまま鳴らすことができます。
そしてさらに、開放している(=指が触れていない)ため、他の音と共鳴しやすいのです。

「共鳴」いうのは、“他人の行動または思想などに深く同感すること”を指しますが、
音楽でも似たような意味で、「そばにある音が影響し、その音も共に鳴り出すこと」です。
ちなみに「ニュータイプの共感」というのは、ガンダム用語でシャアやカミーユのような…あっ( ̄□ ̄;)!!



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