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■ピアノを弾いている時、脳はどうなっているのか


私たちはみな共通して、頭の中に「右脳」「左脳」の二つの脳を持ってます。

脳は、私たちの身体を動かす命令を出す「司令部」の役割をしますが、
命令を伝達する神経は左右で交差しており、
半身を支配しているのは脳で、半身は脳が支配しています。


左脳意識脳であり「じっくり記憶」することが得意で、 「計算」や「空間認識」、「言語認識」や「論理的思考」を担当し、「ストレス」を感じる“β波(ベータは)”を出すのはこっちの脳です。

右脳無意識脳であり「瞬間記憶」が得意で、 「直感」や「ひらめき」を生み出したり、「芸術」や「イメージ記憶」、「創造力」を担当し、 「リラックス」を感じる“α波(アルファは)”を出すのはこっちの脳です。



左脳は「言語」と「理論」でじっくりと考え、記憶したり計算する機能を持ちます。 コツコツと努力を重ねて記憶せねばならなず、しかも許容量の小さい脳であるため、 トコロテン式に次々と忘れていかないと 次の情報を記憶できないません。 また、左脳は“肉体脳”とも言われ、その言葉通り、疲れやすくて持続力が無くストレスがたまります。 つまり、すぐにキレやすく何ごとにも飽きっぽい人は、左脳型の人間ということです。

右脳は直感やひらめきを生み出し、見たまま聞いたまま感じたままにイメージして瞬間的に記憶したり、情報を取り込む機能を持ちます。 大量の情報を瞬時に“イメージ”として記憶でき、左脳とは違った方法で“超高速で計算”してしまいます。 “無限の許容量”を持ち、情報を無意識のうちに記憶しますので、必要な時になると“瞬間的に出力”されます。 これが「直感」であり「ひらめき」の正体です。 まさに、右脳を使いこなしているのが“天才”です。逆に、まったく使いこなせず、むしろ、使用していない人間ほど“凡人”というわけです。 (もったいないことに…

さて、


すべての人がまったく同じ脳とは限りませんし、平等に与えられてもおりません。
容積はもちろんですが、脳の使用する分野も違えば、使用頻度も千差万別。

なお、脳の大きさは知能の高さとは無関係ないそうです。

面白い話があります―。
知能は脳の大きさ(体積や重さ)ではなく、しわの数(表面の面積)に比例するのです。 ちなみに、脳の重さは成人男性は1350〜1500グラム、成人女性では1200〜1250グラムが平均です。 これは現在では、男性のほうが体が大きいので脳も大きいという説が有力のようです。

一般的に、 女性は言語能力にすぐれ、男性は空間把握能力にすぐれているといわれています。(※もちろん逆パターンの人もいます) つまり女性は本を読むのが好きな文系が多く、男性は数学の得意な理系が多いというワケです。

いますよね?

計算することや誰かに命令されて仕事するのは得意だけれど、
文章を書いたり、自分の判断力や想像力が問われる仕事は苦手な人。
これに対して逆の人もいます。前者は理系人間、後者は文系人間です。


「女性は左右の脳をまんべんなく働かせることができ、男性の脳は左脳に依存することが大きい」


女性は男性に比べて右脳と左脳の結合が強いため、瞬時に電気信号(思考)が両脳をかけめぐりやすく、行き来しやすい脳をしています。 これにより女性は論理的思考時に「論理的思考をつかさどる左脳」を「想像力を働かせる右脳」と連動して働かすことができるわけです。 普通の女性は、たくさんの異なる動作の同時進行が得意で、右と左を別々に動かすことが男性に比べて容易に可能です。 リアルに例えるならば…、、、彼女らはH(えっち)をしている最中でも、「今日の晩御飯は何にしようかしら?」と考えることができます (※下ネタですまそん)

そして、

これを得意とする脳を「女性型の脳」といい、逆に苦手とする脳を「男性型の脳」といいます。 もちろん、男性であっても環境によっては女性型の脳を持つ人もいれば、逆に男性型の脳をもつ女性だっています。 (※ちなみにこれは「オカマ」や「ゲイ」や「レズ」を指すのではなく、あくまで“脳の使い方”のことです。)

しかしこれは、訓練によって鍛えることができます…、、、

ピアノです!キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

ピアノは両手を使うので、嫌でも「女性型の脳」になることができます。 ついさきほども述べたように、コレは決して振る舞いが女性っぽくなるということではありません(笑) 右脳と左脳、両方の脳を同時に使いこなせるようになり、 違う動作や違う思考が“同時進行”で行えるということです。
ピアノを習っていうる子の中に、上達の速い子と遅い子の差が生まれるのはここに原因があり、 その子が女性型の脳なのか男性型の脳なのかに原因があると私は断言します。(※ショパン三世理論発動中

女性が次々から次へとと言葉を発し、小言&グチによるマンシンガントークを、あふれる水のごとく“ガーっっっ”て言えるのは、そのためです。 仕事から帰ってきた旦那が妻の悩みや相談や小言を冷めた態度で、むしろ、「やめてくれぇいっ(;´д`)ノ」と言わんばかりになるのは、 妻が女性型の脳を持ち、旦那が男性型の脳を持っているためです。男性の脳と女性の脳では、構造も仕組みも違うのです。 以上を理解してもらえば分かると思いますが、“言葉ではどうしても妻に勝てない旦那”が、それを黙らせようと“キレて暴力を振るってしまう”のは、 道徳的にもイケナイことだし法律的にも悪いことだと定められてはいますが、 科学的にははっきりとした根拠があり、男性脳を持つ人の自己防衛本能として当前の行動であると言えます。

口下手であまり言葉を発せず、細かいことをガミガミ言わない男の人というのは、一見、「クール」でカッコいいです。 でもそれは男性脳の持ち主だからです。女性はそんな男性に惚れやすいですが、恋愛はいいけれど結婚はやめておいたほうがいいです。 将来を考えて下さい。まず、子供の教育についてや相談、話し合いは成立しません。 下手をすれば、うるさい!と暴力をふるわれる可能性もあります。 クールな人と結婚するなら、それぐらいの覚悟してください。 その人は将来、あなたの言葉を親密に聴いてくれる人ではないということを。

さて、
ずいぶんピアノとは関係ない話をしましたので戻します(゚∀゚;)

人間はピアノを演奏しているとき、右脳と左脳をまんべんなく使います。
右手は左脳、左手は左脳を刺激するのはもちろんのこと、 音を楽しんでいるわけだから「ストレス」が発生するワケもなく、「アルファー波」が出てリラックス状態になります。 音を聴いているので、自然と「イメージ」が湧くだろうし、美しい旋律を奏でるには「芸術」が必要です。 あなたの手が、88個もの鍵盤上を瞬時に移動し正確な打鍵をするには、「空間認識能力」を使用します。 アドリブをする人は「直感」と「ひらめき」と「創造力」を使っているし、 “歌詞を見ながらの弾き語り”や“誰かと話しながら弾く”のが得意な人であれば「言語認識」を使います。 ピアノは最も感情が反映されやすい楽器だと言われている通り、 ピアノを弾けるほとんどの人は、訓練により女性脳になっているので、 「2つ以上の異なる同時進行」が可能なため、 演奏者は左手で伴奏、右手で旋律、口で歌を歌い、足でペダルを踏み、 また“今日の出来事”などを「論理的思考」を使って考え事しながら弾きますので、 それが“音”に影響を与えたとしても当然の結果といえます。

ただでさえピアノを弾く人は両手を使うため右脳も左脳も使っていることになりますが、
このように、脳全体をまんべんなく使用しているのですから…、
“通常の人間”に比べ明らかに

脳の刺激が多いワケです( ̄□ ̄;)!!

ピアニストに長寿が多く、痴呆症が少ない理由は、このためです。
音楽療法はピアノで行われてこそ、高い効果が得られると断言します。

指は脳と最も密接に繋がっている機関です。つまりピアノを弾くことがどれだけ脳にイイ刺激を与えることかが分かりますね? それに、ピアノを弾く人たちは図らずして通常の人たちよりも小指と薬指の使用頻度が高いです。 これにより、“指と脳を繋ぐ神経”がより太く発達していくのは当然のことといえます。



さて、ネタが切れてきましたので

最後に、天才の作り方を教えます。


人は必ず、右利きか左利きに分かれます。
利き手(ききて)というのは、人間の左右の手のうち、無意識&反射的に動く手のことをいいます。
文化の違いはあっても世界では右利きの人がほとんどです。左利きの人は人口の約10%程度です。

右利きがこれほど多いのは、生き物の中でも人類だけに見られる特徴だそうです。

以下は私の勝手な推測ですが、
その理由として、左脳は「理性」、右脳は「本能」と仮定するならば、容易に説明が付きます。

人間以外の動物達は「本能」に従って右脳中心で生きています、お腹が空いたら喰うし、危険を察したら逃げます。 ところが、人間は二足歩行をはじめると道具を使うようになり、言葉を話はじめ、 その進化の過程で「計算」「空間認識」「言語認識」「論理的思考」をつかさどる左脳が発達していったのです。 結果、知恵を付けはじめた人間は動物にはない「理性」を獲得し、左脳が発達していったのです。 それは同時に、左脳が担当する右利きが増えるということに繋がりました。

利き手が決定されるのは、子供の0歳から3歳までと言われていますが、
どちらの手を多く使ったか、どうゆう環境で、どのような脳の使い方をしたかによります。

左手を多く使えば右脳型&右脳を多く使えば左利き、
右手を多く使えば左脳型&左脳を多く使えば右利きの子供になります。
これはちょうど、上で述べた進化のしくみとよく似ています。

ところが、
人間が進化出来たのは左脳のおかげですが、
天才というのは右脳によって作り出されます。

普通の人間では考えられない思考をもつ…獣(けもの)の本能から生まれるひらめきと直感は 野生を失ってしまった人間たちの中では、ときに目立つ存在となります。

主に伴奏を担当している「左手」は「右脳」が動かしています。つまり
「左手をたくさん動かすこと」は、「右脳への刺激」にもつながります。

右脳への刺激がどれほどすごく(・∀・)イイ!!ことなのか分かりますか?

さきほども言いましたが、「天才」ほど「右脳を使う頻度が高い」のです。
左利きの人はとくに普通の人間よりも右脳に刺激を与えているため、
天才が多いのはそのためです。

幼児期において、せっかく左利きになっている我が子を、
無理やり強制して右利きにしようという親がいます。

天才になるかもしれない子供を…
“通常の人間”に戻そうとゆうのですか?
ダイヤモンドの原石を壊そうというのですか?

あまりにも無知で愚かな行為です。



―逃 し た 魚 は 大 き い―







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