|
■まず始めにわたくしショパンV世は、ピアノを習ったことが一度もありません。 ここに記す伝授書は、まったくの我流でたどり着いたわたくしの、ラ・カンパネラの弾き方です。 この伝授書はわたくしの試行錯誤の末にたどりついたものなので、常識にとらわれないおかしなアプローチをしたりしているため、 練習方法がツェルニーを基本とした日本人には、合わないかもしれません…が、そこはどうかご容赦願います。 邪道だろうが外道だろうが…とにかく、ラ・カンパネラを何が何でも弾けるようになりたい… そういう人のための伝授書です。これを読むことにより、ラ・カンパネラに限らず、難曲に挑む勇気を身につけてください。 管理者ショパンV世は、そのことを願ってこのサイトを開設しました。 『こんなの弾けるわけがない』と、ずっとあきらめてきたマイナス思考のピアノ弾き達よ…なにをそんなに迷う事があるのですか?! あなたの指はあなたのもの。あらゆる可能性を秘めた、あなただけの手です! フランツ・リストがなんだ!ツェルニー〇番が弾けないからなんだというのだ! わたくしは、8度しか届かない手ですが、なにか? 完全な独学ですが、なにか? ツェルニーやってませんが、なにか? ラ・カンパネラ弾けますが、なにか? ちなみにわたくしの演奏は、【真夜中の演奏会】で聴いてわかるとおり、下手クソです。クソです。 だからピアノを習ってる経験を持つ人は、もっとこれより上手に弾けるはずです。 その人たちは、弾く能力を遥かにショパンV世を上回っていながら、ただ難曲のその名に圧倒され、弾こうとしないだけ…。 わたしは、ラ・カンパネラを弾ける事を自慢したいわけじゃなく、みんなに、ラ・カンパネラを弾く勇気を身につけて欲しいのです。 楽譜と時間と情熱さえあれば、弾けない曲は存在しない!こういう考えにたどり着いたアマチュアピアノ弾きもいるという事を覚えていて下さい。 指のエチュード “ツェルニー”にばかり、情熱を燃やすのはもったいないと思うのです…。 もし明日、地球が終わったら絶対に後悔します…。 よって、わたくしは声を大にして言いたい。 “ラ・カンパネラ”を弾きたいなら、ラ・カンパネラ弾け! なにを迷う必要があるのか!?ぜひ、みなさんの情熱で…そこにあるピアノで…、鐘の旋律を鳴らして欲しい…。 わたくしショパンV世は、ただそれだけを願うのです。 ■準備するモノ
■基本的なことラ・カンパネラのコツは“視線の瞬間移動”と“なるべく右手は見ない”です。 レ♯が2オクターブも飛ぶ瞬間さえあります。パソコンのタイピングも、キーボードを見ながら打ったのではいつになってもうまくなりませんよね。 ラ・カンパネラへの近道は、暗譜をして速度を落としたラ・カンパネラを、毎日毎日時間をかけて何度も弾くことです。 まさに「急がば回れ」です。ラ・カンパネラを最初に弾き始めた頃のわたくしのレベルは、まだ【エリーゼのためにレベル】でした…。 そこから無理やり覚えていったのです。暗譜をし、ゆっくり弾けるようになるのに約1年かかり、ほんとの完成には3年かかりました。 だからラ・カンパネラはたった2,3日で弾けるようになるシロモノじゃございません。ザクとは違うのです! そして、一番大切なのは、この曲“ラ・カンパネラ”を好きになることです。 絶対弾けるようになりたいと思う情熱、強い意志が無いと続きません。すぐ挫折します。これマジバナ(;´д`)ノ” ■楽譜を次のように分ける
※小節をクリックするとそこの伝授書に飛びます。 1.1〜4小節
|