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≪ まずはじめに ≫
ピアノとは何か

楽器の王様…、、、ピアノ。
それは、88個のスイッチを持っている“大型の箱”です。
「ハープ」を「布を巻いたハンマー」で叩いたときに出そうな音がします。
トランペットみたいに、「上唇を振動させたり吐く息の強さで音階を変える」だとか、
ヴァイオリンのように、「弦に対して垂直に弓を弾きつつ目印のひとつもない音階を押さえる」などの、
めんどいことは一切覚える必要がなくただ鍵盤を押せばいいだけなので、
老若男女問わず誰でも音を出せる楽器です。
鍵盤は左側に行くほど低い音、右側に行くほど高い音が出ます。
人はこれを10本の指で次々と弾いてゆきますが、右手と左手は別々の動きを必要とし、
基本的に左手が伴奏、右手が旋律を担当します。
さらに声を出して歌いながら弾くことを弾き語りといい、
得意な人もいれば苦手な人もいますが、
幼稚園の先生は当然出来なきゃだめです。
そして誰もがその楽器の音量を操ることができます。
ときに優しく、ときに激しく触れることによって。
"88個の鍵盤"は、"88の可能性"である。byショパン三世